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[長野] 諏訪清陵高等学校 の記事を表示しています

諏訪清陵高等学校の「平成22年度 ダイコン多様性研究」の研究成果レポートをまとめました。

各研究テーマごとに分かれていますので、下記からダウンロードしてください。

 

 

また、これらの研究レポートは当コンソーシアムの「平成22年度 実施報告書」の中にも掲載されています。

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諏訪清陵高等学校の「平成21年度 ダイコン多様性研究」の研究成果レポートをまとめました。

各研究テーマごとに分かれていますので、下記からダウンロードしてください。

 

 

また、これらの研究レポートは当コンソーシアムの「平成21年度 実施報告書」の中にも掲載されています。

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諏訪清陵高校実験の様子について

2009.11.02 [長野] 諏訪清陵高等学校

諏訪清陵高校です、現在の段階で行った実験結果をのせたいと思います。写真の載せ方がまだわからないので文章だけですが・・・。

写真はいずれまたのせたいと思います。

 

イソチオシアネートの抗生作用について

 

長野県諏訪清陵高等学校 生物部

 

はじめに

 古くから、ダイコンの薬効は知られ、口内炎などの治療や生牡蠣の洗浄にダイコンの絞り汁が使われたと言います。これは、ダイコンをすり下ろしたときに生成され、その辛味成分であるイソチオシアネートと呼ばれる物質の持つ殺菌作用によるものとされています。

 

1、目的

 ダイコンの絞り汁の量および部位の違いによる他種生物への抗生作用と、抗生作用の及ぼし方についてについて調べる。

 

2、仮説

 部位によるイソチオシアネートの分布の違いが報告されており(2009、錦江湾高校)、イソチオシアネートに抗生作用があるとすれば部位により、抗生作用に違いが現れると考えられる。

 イソチオシアネートは水溶性であるため、微生物を培養した培地上に滴下すれば、滴下した場所から微生物の繁殖を阻害する阻止円の形成が見られると考えられる。また、滴下した量により阻止円の大きさにも違いが出ると考えられる。

 イソチオシアネートは揮発性であるため、密閉した容器中に充満させれば、そこに入れた微生物全体の繁殖を阻害すると考えられ、また、量に違いをつければ繁殖への阻害作用にも違いが見られると考えられる。

 

3、実験方法

  他種生物として酵母菌を用い、ダイコンのしぼり汁の抗生作用を確かめる。

 ? 9cmの滅菌シャーレにサブロー培地(ブドウ糖2.0g、ペプトン1.0g寒天末1.5g、純水100ml)を入れたものを54枚用意し、酵母菌を植え付け2日間37℃インキュベーターで培養する。

 ? ダイコンを基部(葉に近い部位)、中央部、先端部の3カ所に分けそれぞれをすり下ろす。

 ? シャーレ27枚に、各部位の絞り汁を0.5g、3.0g、6.0gを3枚ずつ培地上に滴下した。

 ? 残り27枚のシャーレは上下逆に置き、そのふた側のシャーレ上に副室をつくり、そこに?と同様に絞り汁を滴下した。

 ? それぞれを常温で培養し、コロニーの変化を観察する。

   

4、実験の結果および考察

  <培地上に絞り汁を滴下した場合> 

   実験3日目頃から、いずれのシャーレでも滴下した場所を中心に阻止円の形成が確認され日を追う毎に酵母菌の繁殖の阻害が明らかにたった。部位としては基部、中部、先端部の順に阻害作用が強く見られ、錦江湾高校の部位によるイソチオシアネートの分布とよく一致した。

   滴下量の違いによる阻害作用も明瞭で量の多いものほど阻止円は大きく、菌の繁殖の阻害も大きなものと

なった。

   以上の結果から、ダイコンの絞り汁には明らかに抗生作用があり、この作用は水への拡散により周囲へ効果を広げる事がわかる。また、抗生作用を持つ物質はイソチオシアネートの分布とよく一致しており、このことから、イソチオシアネートである事が予想される。しかし、今回の実験だけではこれがイソチオシアネートによるものとは断言できず、今後のさらなる実験を必要とする。

 

   <副室に絞り汁を入れた場合> 

   副室の上部で、絞り汁の量の多いもので、やや酵母菌の繁殖が阻害されているように見えるが、明確ではない。

   もし、抗生作用を及ぼしている物質がイソチオシアネートであれば空気中に拡散して培地上の菌の生育を阻害すると考えこの実験を設定したが、結果から抗生作用を及ぼす物質が、揮発性で空気中に拡散する事で作用を及ぼすかどうかについては不明である。

   ダイコンの量を増やしたり、また、培養器を密閉するなどの工夫が必要と考えられる。

 

5、今後の進め方

・抗生作用を持つ物質の特定をするため、イソチオシアネートの単離を含め、実験方法の改善が必要である。  

  • ダイコンの品種とイソチオシアネートの含有量と、品種による抗生作用の比較からイソチアシアネートが抗生作用を持つ物質である事を推定する。
  • すり下ろしてからの時間の経過によるイソチオシアネートの含有量の変化と抗生作用の変化からイソチオシアネートが抗生作用を持つ物質である事を推定する。
  • イソチオシアネートの単離についてはこの物質が不安定であったり、揮発性である事からその方法については検討中である。
  • どのようにして抗生作用を持つかについて、ダイコンの絞り汁を滴下してからの菌体の変化を顕微鏡観察する事で確認できるのではないか。 

・今回、真菌である酵母菌に対して抗生作用が認められたが、他の生物、特に細菌類に対する作用を確認したい。

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